「ニート」と「プータロー」と「くまのプーさん」と「クマのプー太郎」ではどれが一番つおいでしょうか?


つおいとは一体何であらうか。僕にはむつかしいことはわからないが、みなが質問に答ふるを見るに広く知られた日本語に違いあるまい・・・と文語体で書き始めてとぼけてみようとしたのだが思った以上に難しいのでやっぱり普通に適当に力を抜いて答えることせしむ。

「つおい」ってのはなぁドクタースランプにてアラレちゃんが良く使ってた言葉なんだよ。アラレちゃんが舌足らずなため「強い」を「つおい」と発音していると考えるのが妥当なのだが、アラレちゃん以外にも「強い」という発音が出来る筈の鳥山アキラ本人等が作中で使っていたりと必ずしも「強い」=「つおい」とは言えないだろう。ドクタースランプ内で一番「つおい」のはアラレちゃんであるのは異論がないだろう。つまりアラレちゃんの特性こそが「つおい」そのものであると考えられる。アラレちゃんは強いこともある事ながら、幼児性、楽天性、かわいさ、お茶目さをもった存在である。つまり、かわいく強くお茶目でファンキーで不条理なのが「つおい」ということだろう。
「つおい」の定義が出来たところで、「ニート」と「プータロー」と「くまのプーさん」と「クマのプー太郎」のつおさの比較をしていきたい。「ニート」とは「働いたら負けかなと思ってる」という言葉が指すとおりに、働いたら負けだと思ってるので勝つために働いていない人のことである。なるほど、ファンキーだ。しかも、勝っているのだから強そうだ。そもそも「働いたら負けかなと思ってる」発言が非常にファンキーである。しかしかわいいかといわれるとね?おしいかな「つおい」の条件を限りなく満たしているが「つおい」とは言えまい。
「プータロー」女性の場合はまたの名を家事手伝いとも言う。プーのままでいられる精神力はかなりのものですし、自らプーと名乗るそのスタイルはファンキーである。中にはかわいい人もいるので「つおい」かもしれませんが一番とはいえないのではないかと思います。
残り二人の「くまのプーさん」と「クマのプー太郎」はともに熊である。「ニート」と「プータロー」は所詮人間である。人類最強のクリリンでもない限り勝てはしまい。「くまのプーさん」と「クマのプー太郎」ともにかわいさとお茶目さを持ち合わせ、さらにともにファンキーである。一番つおいのはこの二頭であろう。甲乙付けがたいが、「クマのプー太郎」はギャグ漫画であり不条理さを持ち合わせていることを考えると「クマのプー太郎」が一番つおいといえるのではないだろうか?

ニート」と「プータロー」と「くまのプーさん」と「クマのプー太郎」の関連性が全く見出せない。おそらく「プー」つながりなのであろうが、私は彼らよりも遥かにつおい「プー」をしっている。それはピカプーだ。ピカプーとは正義のヒーローである。強いに決まっている。かわいさにいたっては申し分ない。作品を見ていただけると分かりますが、中々お茶目だし、不条理さを内包している。かつてピカプーを見たときは激震が走ったものである。
というわけで、ピカプーが一番つおいと思います。

と、適当に力を抜いて答えてみた。