最近、高画質を売りにした薄型テレビのCMがたくさん流れています。しかしながら、どれもこれもうちの9年物のポンコツテレビと全く同じ画質ではないですか!一体どこが高画質だと言うのだ!?


憤怒のid:kodomono-omochaさんより。愚民どもが上記の質問にさっぱり回答できなかったようで、一体どうすれば求める回答が得られるのかという御相談。最も簡単な方法は、愚民にも分かるように質問内容を簡単にすべきだったかもしれません。次に最も有効な方法は当然ながら目の覚めるような回答を示すことです。そうして愚民どもの目を覚ましてやるのです。通常ならば、高貴な生まれである私(ワタクシ)が斯様な下賎なものたちの後始末などしませんが、今回は特別に、目の覚めるような回答をして進ぜよう。

最近の薄型テレビは高画質が売りなのに、実際にCMを見ると9年前のポンコツテレビと同じ画質だと言うことですが、解釈の違いですね。高画質ということで、ポンコツテレビとの画質の良さを比べてしまうかもしれませんが、そこに大きな落とし穴があるのです。そもそも画質が良いのならば、良画質とかいている筈です。つまり、画質の良さを比べても区別がつかないのは当然です。ならば高画質の「高」とは何か?高画質はハイビジョンと言われますから、当然高い="high"ですが、"high"には高級な、高価なという意味があります。つまり"expensive"の意味の高いです。そのように考えるとハイビジョンとは値段の高い画質ということです。それが証拠に、高画質が売りであるテレビは通常のブラウン管よりも値段が高いですし、NHK受信料だって地上波なら月に1395円でBSデジタルこみは月に2340円とハイビジョンの方が高い。つまり、愚民どもは、値段が高いからこそハイビジョンを有難がっているのです。愚かです。

まぁ正直モノの本質の分かっていない下々の者には難しい質問だったかもしれませんね。

と、高慢知己に答えてみました。