http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=1394&msgfull=yes 宜しく願います

id:hatedaさんより託されました。託されたんですが私はどうすればよいのでしょうか?と逆に質問したいくらいです。ただし、質問に質問で返すと「質問を質問で返すなあーっ!! 疑問文には疑問文で答えろと 学校で教えているのか? わたしが「名前」はと 聞いているんだッ!」と吉良さんに怒られるので何とか答えてみたいと思います。

id:hatedaさんは、「なぜナポリタンは赤いのだろうか」みたいな小噺のように、投げかけるような質問をする方のようだ。この場合は、「なぜナポリタンは赤いのだろうか」みたいな小噺を紹介してくださいと推測できる。つまり、今回の「http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=1394&msgfull=yes 宜しく願います」の場合は、

  1. 切り取られた4コマ漫画の落ちを推理してください
  2. 4コマ漫画の落ちを切り取るような、ささやかな反抗・復讐を紹介してください

と聞いてきたと考えられる。ただし、2番ならば「みたいな」と書くはずで宜しくお願いしますとは言わない筈だ。おそらく今回の場合は1番の落ちを考えればよいのだろう。4コマ漫画の落ちを推理するために、先ず敵について知ろう。4コマ漫画の題名はゴキゲンさんである。このゴキゲンさんを調査すると面白い事例に突き当たった。ゴキゲンさんは大阪日日新聞日本海新聞紀伊民報など多くの地方紙に掲載されているが、あきれたとうサンとしてもその他の地方紙に連載されている。また、作者は木崎ゆきおであるが、きざきのぼる等のペンネームを持ち連載する地方紙によって使い分けているようだ。新聞マンガ研究所 - 新聞マンガの雑記帳 No.001を参考にしていただきたい。残念ながら、私はこれらの地方紙を取り寄せることはできないので、ゴキゲンさんの作風から落ちを推理することは出来ないが、ゴキゲンさんの別名であるあきれたとうサンから、紙面に登場しセリフをしゃべっているのがあきれたとうサンだと推測できる。なるほど、その左にいるそばかすの青年は彼の息子なのかもしれない。

作品の作風から落ちを推理することは出来ないが、4コマ漫画の常套手段として時事ネタというのがある。幸いにも、2003年10月19日の新聞であることが分かる。2003年10月頃の時事ネタとしては、16日の中国の有人宇宙飛行船「神舟5号」内モンゴル自治区中部に無事帰還 、19日のカリフォルニア南部で大規模な山火事、メキシコにも延焼があったようだ。19日の山火事がまさにヒットした!と思ったのもつかの間、いくらなんでも早すぎる。特に近辺にそれらしいネタがないので時事ネタではないのだろう。2002年の10月ならば拉致被害者の帰国があり、北朝鮮つながりでマツタケのネタだと思われるのだが、残念。
時事ネタではないとなると、4コマ漫画の落ちの王道である風刺的な落ちを考えれば妥当だろう。
今度は各コマを詳しく解析し落ちを考察してみよう。1コマ目にあきれたとうサンは、秋の山にて大きな籠を背負ったおじいさんを見て「きのこハンター」だと推測している。2コマ目にて、おこぼれに預かるためかそのおじいさんいついていこうとしたようだ。そこで、気を利かせたおじいさんが二人にビニール袋を渡したのが3コマ目という事になるのだろう。3コマ全てに共通して言えるのはおじいさんの籠の蓋が閉じている。あつまりおじいさんがきのこハンターであると断定は出来ない。つまり、おじいさんは別の何かを集めており、あきれたとうサン達はそれを手伝わせる派目になり、きのこなんて手に入りませんでしたと考えると4コマ漫画の落ちとして相応しいのではないか?では、何を集めていたのか?私が考えるにゴミではないと思われる。つまり、きのこハンターだと思われた籠を背負ったおじいさんの使命は、アルピニスト野口健と同じだったと言うことである。これならば、環境問題を風刺にも含んだ新聞の4コマ漫画の落ちに相応しいのではないか?


と、フジテレビの深夜にやっている考えるヒトコマのように答えてみました。